レース短評【ソウルフルヴォイス】

5月13日(日)東京･秩父特別(芝2000ｍ･牝馬限定戦)に内田博幸騎手55kgで出走、馬体重は前走からプラス2kgの456㎏で、1番人気に支持されました。
好スタートを切り、先団のポジションで向正面に入りました。
3頭が並ぶ5番手の真ん中を追走し、そのままの隊列で4コーナーから直線へ。
残り400ｍ付近で3番手争いとなり、そこからもしっかりと伸びて2番手となりましたが、先に抜け出した馬を最後まで捉えることはできませんでした。
3番人気の勝ち馬からは2馬身半差の2着でゴールしています。
レー ス後、内田博幸騎手は「申し訳ありませんでした。スタートは良く、前向きな気持ちでいい走りをしていましたし、ゴーサインを出してからもスッと反応できた のですが、勝ち馬にうまくやられてしまいました。いつもきっちり脚を使ってくれるので、すぐにチャンスは来るでしょう」
また田村調教師は「いざというときに反応しきれず、2馬身置かれる間に前へと入られてしまうので、今回はメンコを外してみました。それでいつもより反応してくれたのですが、4コーナーあたりから仕掛けていくような乗り方ができていればもっと際どかったでしょう。一瞬でトップギアに入る馬ではなく長く良い脚を使うタイプで、外に馬がいたためそのタイミングを逸してしまった分ですね。このあと何もなければ、6月3日(日)東京・ホンコンジョッキークラブトロフィー(芝2000ｍ)に向かうつもりです。クラス編成の週ですので相手が揃いそうですが、本馬の力も上位ですから」と悔しさを表情に表しながら語ってくれました。