レース短評【エレガントステージ】

６月２１日（土）福島・新馬戦（芝１０００ｍ）でデビュー。初出走の馬体重は４２２キロ。
まだ余裕があるようにも見えるが、小柄な馬だけにフックラ見せているのは悪くない印象。
終始首を下げてパドックを周回し、やや気合い不足にも見えたが、ジョッキーが跨り馬場に入ると気配はガラッと変わり、
小脚を使ってうるさい面も見せ始める。行きたがる馬をなだめて行進し、返し馬に入ると元気一杯に駆け出していった。
レースでは、まずまずのスタートから、先団３～６番手の外目の位置で流れに乗り、５番手で３～４コーナーを回って直線へ。
前の馬がフラフラして少し追い出しにくいところもあったが、馬の間を割ってなかなかの脚色で伸び５着。
勝ち馬からは０．２秒差。
蛯名騎手は「まだ非力な感じですが、初戦の内容としてはまずまず。非力な面が使いながら変わってくれれば良くなってきそう」とのコメント。
田中調教師は「初戦同士で２回ほど前をフラフラされ、手綱を引いたとこもあったからね。２着があったかもしれなかった。ゲート練習の様子からはハナに行けるかと思っていたのですが、今日はタイミングが合わず行ききれませんでした。でも、道中は馬の後ろで流れに乗れたし、馬の間を割って伸びたし初戦としては合格点。問題が無ければ引き続き使いたいと思っています」とのことだった。