レース短評【フレアーバーテンダー】

9月4日(水)門別３R・2歳未勝利・距離1000m戦へ54kg岩橋騎手で出走しました。
馬体重はプラス4kgの428kgでした。
パドックでは頭を上下に振っていましたが、体の緩さがなくなって大人っぽくなった印象を受け、好気配でした。単勝は1.5倍で断然の1 番人気。
レースでは五分のスタートから押していき、先行集団の5番手からの展開。
やや追走に苦労しましたが、3コーナー手前から仕掛けられるとようやくエンジンが掛り、直線は馬場の外目から力強く伸びて後続に1馬身差をつけ、嬉しい初勝利を上げました。
勝ち時計は1分1秒６でした。
岩橋騎手からは「パドックではチャカついてはいましたが、今日は集中していました。返し馬で牝馬と併せても馬っ気を出すことなくスムーズでした。レースではハナを切るつもりでスタートから仕掛けていったのですが、ペースが速すぎてついて行けず焦りました。少しズブくなっているのでしょう。その分、直線でしっかり伸びてくれました。心身ともに成長しているので、これからだと思います。」と、
柳澤調教師からは「イレ込みだけが心配でした。スタートのやり直しで待たされましたが、何とか我慢してくれました。今日はハミ吊りをして抜けないように、ガッチリとハミを掛けさせたので、揉まれても盛り返してくれました。レース経験を積んで内容も良くなってきました。ここまで時間がかかってしまい申し訳ありませんでしたが、収得賞金50万円(2歳馬の南関東へ転入するための条件)をクリアできてホッとしています。このくらいの賞金で南関東へ転入するほうが有利ですし、楽しめると思います。」とのコメントがありました。